[JR貨物]第70回さっぽろ雪まつりに『貨物列車』大雪像が登場します!

日本貨物鉃道株式会社は、2019年2月4日から11日まで札幌市で開催される「第70回さっぽろ雪まつり」会場の大通公園8丁目広場において、貨物列車をモチーフとした大雪像を制作・展示することとなりました。モデルとなるのは主に北海道内で活躍している「DF200形式電気式ディーゼル機関車(愛称「ECO-POWERレッドベア」)」と、青函トンネルで活躍している「EH800形式交流電気機関車」が引っ張る貨物列車で、「レッドベア」がトンネルから飛び出してくる姿を再現した、迫力あるものとなっています。
この大雪像を、子どもたちや観光客、鉄道ファンをはじめ、たくさんの皆さんに見て、楽しんでいただきたいと思います。

 



1.雪像名
【 届いた当たり前が、届ける喜び。~今日も走るレッドベア~ 】


※雪像の制作は「さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第3雪像制作部会」が実施します。

 

3.設置期間・場所
<第70回さっぽろ雪まつり>
期間:2019年2月4日(月)~11日(月/祝)
場所:大通西8丁目「雪のHTB広場」

 

※参考
【「北海道の貨物列車」について】
皆さんが普段スーパーで買っているジャガイモや玉ねぎは、もしかすると「レッドベア」が北海道の農家さんからお預かりして運んだ食材かもしれません。
全国の貨物駅を結んで一日に運転する約500本の貨物列車の走行距離は、およそ地球5周分に及び、日本の経済を支える重要な産業関連物資や、皆さんの生活に欠かせない生活関連物資の輸送を担う、日本で唯一全国ネットワークを持つ貨物鉄道会社が、私たち「JR貨物」です。
今回、大雪像になるJR貨物の機関車「DF200」と「EH800」は、あずき色のコンテナやタンクコンテナを載せた貨車を引っ張って、日本の北から南を繋ぐ鉄道網の一部として、北海道の大地や青函トンネルを今日も休まず走っています。
運んでいるコンテナの中身は見えませんが、実は北海道産のジャガイモの約4割、玉ねぎの約7割などが全国に向けて鉄道で運ばれています。この大雪像ではそんな輸送品の一部も登場します。
JR貨物が行う鉄道貨物輸送は、近年大きな問題となっているトラックドライバー不足の軽減や、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量削減を目的に輸送手段の転換を図る「モーダルシフト」の担い手として、定時性に優れ大量定型輸送が可能という特性があります。駅から駅はJR貨物、駅からお客さまへはトラック輸送と、鉄道とトラックが連携し、確実に荷物をお届けします。「届ける方から届いた方への安心、そして届いた当たり前」がJR貨物の喜びとして、日々お客さまからお預かりした大切な荷物を運んでいます。

 

【「大雪像のモデル」について】

「DF200形式電気式ディーゼル機関車(愛称「ECO-POWERレッドベア」)」
北海道内で従来活躍していた国鉄時代製作「DD51形式液体式ディーゼル機関車」の置き換えを目的として、1992年から製作している電気式ディーゼル機関車。現在は北海道内だけでなく、中部地方の関西線などでも活躍している。
公募により”ECO-POWERレッドベア”(エコパワーレッドベア)という愛称がつけられ、車体側面にロゴが描かれている。1994年鉄道友の会ローレル賞(第34回)受賞。