北海道地震で災害救助犬とレスキュー隊を派遣し調査を開始 北海道胆振地方を震源とした地震で、ピースウィンズ・ジャパン(代表理事=大西健丞)は、A-PADジャパン/シビックフォースと合同で災害救助犬3頭と医療班を含むレスキューチームを現場へ派遣しました。



本日6日3時8分頃、北海道胆振地方中東部を震源地として発生したマグニチュード6.7の地震で、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ、本部=広島県神石高原町、代表理事=大西健丞)はA-PADジャパン/シビックフォースと合同チームを結成し、災害救助犬3頭と医師、看護師を含むレスキューチーム(隊員ら20名)を、ヘリコプターで広島県神石高原町と佐賀空港から広島空港等を経由し北海道現地へ派遣しました。
 
派遣チームは早朝、神石高原町から救命、医療機器を積んだヘリ2機で広島空港経由北海道へ向けて出発しました。現地上空の天候を確認しながら、土砂災害警報や避難指示などが出ている厚真町を目指します。現地では、土砂災害による行方不明者の情報もあり、到着次第、捜索活動と医療活動を開始する予定です。
 

 

 
PWJ が育成した救助犬とレスキューチームの災害派遣は2014年 の広島土砂災害、 フィリピン台風、2015年 のネパール地震、台湾台風、関東大雨災害、2016年 の熊本地震、イタリア地震、鳥取地震、2017年九州豪雨、2018年台湾地震、7月の西日本豪雨災害、8月インドネシアロンボク島地震に続いて13度目。2015年広島土砂災害では発生当日に捜索・救助活動にあたり、行方不明者2名を発見しました。
 
【北海道厚真町へ向かった主なPWJスタッフ】
大西 健丞((S42.5.29 生、大阪府出身)代表理事兼統括責任者
大西 純子(S47.1.27生、大阪府出身) 救助犬「ハルク」ハンドラー
竹内 雅人(S52.10.12生、愛知県出身)レスキュー隊員
稲葉 直基 (S54.6.18 岡山県出身) PWJ/A-pad/CF医師(外科・救急救命医)
田邊 圭  (H64.2.12  広島県出身)  レスキュー隊員
高橋 文子 ( S24.4.2  広島県出身   看護師
西 香(H7.7.13生、兵庫県出身)  救助犬「夢之丞」ハンドラー
仁尾 愛美(H4.3.8生、香川出身)  救助犬「ルーク」ハンドラー
 
【北海道厚真町へ向かったPWJ災害救助犬】
夢之丞(ゆめのすけ)(雑種、雄、8歳、2010月8月ごろ生まれ)
ハルク(ゴールデンレトリバー、雄、7歳、2011年6月生まれ)
ルーク(ラブラドールレトリーバー、雄、5歳、2013年11月生まれ)
 
現地での活動につきましては、引き続き当団体のホームページでお伝えしていきます。報道関係の皆さまにおかれましては、取材・報道をしていただきますよう、お願い申し上げます。
 
認定NPO法人ピースウィンズ ジャパン(広島県神石郡神石高原町):http://peace-winds.org/
特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PADジャパン): http://a-padj.org/
公益財団法人Civic Force(シビックフォース): https://www.civic-force.org/
 
■団体概要
団体名:特定非営利活動法人ピースウィンズ ・ジャパン
所在地:〒720-1622広島県神石郡神石高原町近田1161-2 2F
代表者:大西 健丞
設立:1996年2月
URL:http://peace-winds.org
事業内容:海外・国内緊急支援 / 地域再生事業 / 保護犬事業